ワイヤーロープ使用上の注意

CAUTIONS

ご使用の前に以下のワイヤーロープ使用上の注意を必ずお読み頂き、内容をよくご理解頂いた上で、ワイヤーロープをご使用下さい。

警 告
取り扱いを誤った場合に使用者が、死亡または重傷等を負う可能性が想定される。

  • ●表示された破断荷重や引抜荷重以上の負荷を加えないで下さい。
  • ●破断荷重や引抜荷重は静かに負荷をかけたときの荷重です。破断荷重や引抜荷重以下であっても急激な負荷は加えないで下さい。
    ※急激な負荷を加えると低荷重であってもワイヤーロープの破断又は端子抜けが発生します。
  • ●ワイヤーロープまたは端末金具に、サビ、折れ、傷のあるものは使用しないで下さい。
    ※ワイヤーロープの破断又は端子破損の原因になります。

注 意
取り扱いを誤った場合に使用者が、障害を負う危険が想定される、および物的障害のみの発生が想定される。

  • ●ワイヤーロープに繰返し曲げを与えて使用する場合は十分注意して下さい。
    ※ワイヤーロープを構成する線材が、劣化して弱くなり破断することがあります。
  • ●酸、アルカリ、高温、粉塵の多い環境下での使用は避けて下さい。
    ※ワイヤーロープ及び端末金具の劣化が促進されて、破断又は端子抜けすることがあります。
  • ●ワイヤーロープに通電しないで下さい。
    ※ワイヤーロープが発熱し火傷や火災の原因になることがあります。
  • ●鋭角部分にワイヤーロープが当るような使用はしないで下さい。
    ※ワイヤーロープが傷つき破断する事があります。
  • ●ワイヤーロープにねじれが発生するような使い方はしないで下さい。
    ※ワイヤーロープの型崩れが発生し破断する事があります。
  • ●ワイヤーロープを結んで使用しないで下さい。
    ※ワイヤーロープが解けたり、破断することがあります。
  • ●端末金具をワイヤーロープに取り付けるには、専門的な知識が必要ですので、必ず専門の業者に依頼して下さい。
    ※端末金具のつけ直し等の場合に誤った加工を行なうとワイヤーロープ破断や端子抜けを起こす事があります。
  • ●ワイヤーロープの切断面には手を触れないで下さい。
    ※ワイヤーロープを構成する線材が刺さったり、又は、擦れによって怪我をすることがあります。

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